【1日60分×7日でわかる】Java基礎文法 Day7: メソッドの定義と呼び出し

基礎文法の最終日です。今日は、処理に名前を付けて部品化する「メソッド」を学びます。メソッドを使うと、同じ処理を何度も書かずに再利用でき、プログラムが読みやすくなります。60分で、メソッドの定義と呼び出しを身につけ、自作の計算メソッドを作ります。時間配分の目安は、説明15分、実践30分、振り返り15分です。

メソッドとは(目安12分・インプット)

メソッドとは、ひとまとまりの処理に名前を付けたものです。実はこれまで使ってきた `main` もメソッドの一つです。定義の基本形は次の通りです。

static 戻り値の型 メソッド名(引数) {
    // 処理
    return 戻り値;
}

「戻り値」とは、メソッドが計算して返す結果のことです。結果を返さないメソッドは、戻り値の型を `void`(ボイド)にします。ここでは、同じクラス内のstaticメソッドを、名前を書くだけで呼び出す形で進めます。

【実践】計算メソッドを作る(目安30分・手を動かす)

`MethodEx.java` を作り、足し算を行うメソッドと、あいさつを表示するメソッドを定義してみましょう。

public class MethodEx {
    public static void main(String[] args) {
        int result = add(3, 5);
        System.out.println("合計: " + result);
        greet("山田");
    }

    static int add(int a, int b) {
        return a + b;
    }

    static void greet(String name) {
        System.out.println("こんにちは、" + name + "さん");
    }
}

実行できたら、`add` に別の数値を、`greet` に別の名前を渡して呼び出してみましょう。同じメソッドを何度でも使い回せることが実感できるはずです。演習として、2つの数のうち大きい方を返す `max` メソッドを自分で作ってみてください(Day4のif文を使います)。

よくある疑問・つまずきポイント

**void なのに return で値を返そうとしてエラーになります。**

`void` は結果を返さないメソッドです。値を返したいときは、`int` や `String` など戻り値の型を指定します。

**引数の型や数が合わずエラーになります。**

呼び出すときの値は、定義した引数の型・個数と一致させる必要があります。

**mainからメソッドを呼べません。**

今回はすべて `static` を付けて統一しています。staticを付け忘れると、staticなmainから直接呼べずエラーになります。

まとめ(目安13分)

今日はメソッドの定義と呼び出しを学び、処理を部品化できるようになりました。これで、変数・演算子・条件分岐・繰り返し・配列・メソッドという、Java基礎文法の柱が7日間ですべて揃いました。明日は総集編として、7日間の内容を1つのプログラムでまとめて復習します。

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