【1日45分×6日でわかる】クラウド転身ロードマップ Day4: AWSアカウント作成と権限管理

今日からAWSを実際に使い始めます。最初の関門がアカウント作成と、安全に使うための権限管理です。ここを丁寧にやることが、予期せぬ課金や事故を防ぐ鍵になります。1日45分、前半で説明を読み(目安13分)、中盤で実際に設定し(目安22分)、後半で振り返ります(目安10分)。

AWSアカウントと権限管理の基礎(目安13分・インプット)

AWSを使うにはアカウントが必要です。作成にはメールアドレスと、有効な支払い方法(クレジットカードなど)の登録が求められます。無料プランでも支払い方法の入力は必要です。なお、2025年7月15日以降に作る新規アカウントは「無料プラン」で、最大6か月・最大200 USD分のクレジットの範囲で試せます(それ以前のアカウントは従来の12か月無料枠)。

作成後にまず理解すべきが「ルートユーザー」と「IAMユーザー」の違いです。ルートユーザーは全権限を持つ最上位アカウントで、日常利用には使いません。代わりに、必要な権限だけを持たせたIAMユーザーを作って普段使いします。この仕組みがIAM(アイアム)で、「誰が何をできるか」を管理する要です。

【実践】アカウント作成後の初期セキュリティ設定(目安22分・手を動かす)

すでにアカウントがある前提、またはこれから作る流れで、次の初期設定を進めましょう(いずれもあなた自身の操作で行ってください)。

【初期セキュリティ チェックリスト】
□ ルートユーザーにMFA(多要素認証)を設定する
□ 日常作業用のIAMユーザーを1つ作成する
□ そのIAMユーザーにも必要な権限のみ付与する
□ 予算アラート(AWS Budgets)で上限額の通知を設定する
□ ルートユーザーは普段使わず、大切に保管する

特に重要なのがMFAと予算アラートです。MFAはパスワード漏洩時の不正利用を防ぎ、予算アラートは想定外の課金に早く気づけます。手順が分からなければ、公式ドキュメントで「AWS IAM MFA 設定」「AWS Budgets 予算」を検索して確認しましょう。なお、パスワードやカード番号などの入力はご自身で行い、他人に共有しないでください。

よくある疑問・つまずきポイント

**なぜルートユーザーを使ってはいけないのですか?**

全権限を持つため、万一漏れると被害が甚大です。日常はIAMユーザー、ルートは重要操作のみ、と分けるのが鉄則です。

**無料プランでも課金されることはありますか?**

クレジットを超えた利用や対象外サービスで発生し得ます。予算アラートと、使わないリソースの削除で防ぎましょう。

まとめ(目安10分)

今日はAWSアカウントの作成と、ルート/IAMの使い分け、MFAや予算アラートといった初期セキュリティを学びました。安全な土台ができれば、いよいよサービスを触れます。明日は代表的なサービス「EC2とS3の基本操作」に進みます。

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