【1日60分×7日でわかる】Java基礎文法 Day3: 演算子と式

変数にデータを入れられるようになったら、次はそれを計算したり比べたりする番です。そのために使うのが「演算子」です。今日は60分で、算術・比較・論理などの演算子を学び、実際に計算プログラムを動かして結果を確かめます。時間配分の目安は、説明15分、実践30分、振り返り15分です。

演算子の種類(目安12分・インプット)

Javaでよく使う演算子は次の通りです。算術演算子は `+ – * /` と、割った余りを求める `%` です。ここで注意したいのは、整数同士の割り算は小数が切り捨てられる点です(7 / 2 は 3 になります)。代入演算子は `=` のほか、`+=` や `-=` のように「計算して代入」する短縮形があります。比較演算子は `== != < > <= >=` で、結果はboolean(trueかfalse)になります。論理演算子は `&&`(かつ)、`||`(または)、`!`(否定)です。また、文字列は `+` でつなげられます。

【実践】計算プログラムを作る(目安30分・手を動かす)

`Calc.java` を作って、次のコードを実行してみましょう。まず出力を予想してから実行すると、理解が深まります。

public class Calc {
    public static void main(String[] args) {
        int a = 7, b = 2;
        System.out.println("和: " + (a + b));
        System.out.println("差: " + (a - b));
        System.out.println("商: " + (a / b));    // 3(整数の割り算)
        System.out.println("余り: " + (a % b));   // 1
        boolean result = a > b;
        System.out.println("aはbより大きい? " + result);
    }
}

実行できたら演習です。商を小数(3.5)で出すにはどうすればよいでしょうか。ヒントは、`int a = 7;` を `double a = 7;` に変えることです。片方が小数になると、割り算の結果も小数になります。実際に書き換えて確認してみましょう。

よくある疑問・つまずきポイント

**7 / 2 が 3.5 になりません。**

整数同士の割り算だからです。どちらかをdoubleにすると小数の結果になります。

**= と == を混同しやすいです。**

`=` は代入(箱に入れる)、`==` は比較(等しいか調べる)です。条件で等しさを調べるときは `==` を使います。

**計算の順序が思った通りになりません。**

掛け算・割り算が先に計算されます。順序を明示したいときは括弧 `( )` で囲みましょう。

まとめ(目安13分)

今日は算術・代入・比較・論理の各演算子と、整数割り算の注意点を学びました。値を計算し、条件を判定する準備が整いました。明日は、その判定結果を使って処理を分ける「条件分岐(if文)」に進みます。

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