同じ作業を100回書くのは大変ですが、プログラムなら「繰り返し」を使って一瞬で済ませられます。今日は60分で、for文とwhile文という2つの繰り返しを学び、合計計算や九九の表を作ります。時間配分の目安は、説明15分、実践30分、振り返り15分です。
ループとは(目安12分・インプット)
繰り返し(ループ)には主にforとwhileがあります。forは「繰り返す回数がだいたい決まっている」ときに、whileは「条件が続く限り繰り返す」ときに向いています。
for (int i = 1; i <= 5; i++) {
System.out.println(i); // 1〜5を表示
}
int n = 1;
while (n <= 5) {
System.out.println(n);
n++; // これを忘れると無限ループ
}
forの `i++` は「iを1増やす」という意味です。途中で抜けたいときは `break`、その回だけ飛ばして次に進みたいときは `continue` を使います。
【実践】合計と九九を作る(目安30分・手を動かす)
`Loop.java` を作って実行してみましょう。
public class Loop {
public static void main(String[] args) {
int sum = 0;
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
sum += i;
}
System.out.println("1〜10の合計: " + sum); // 55
for (int i = 1; i <= 9; i++) {
System.out.println("3 × " + i + " = " + (3 * i));
}
}
}
実行して結果を確認したら演習です。合計の範囲を1〜100に変えたり、九九を3の段から別の段に変えたりしてみましょう。さらに、1〜20のうち偶数だけを表示するプログラムにも挑戦してください(Day4のif文と `i % 2 == 0` を組み合わせます)。
よくある疑問・つまずきポイント
**プログラムが止まらなくなりました(無限ループ)。**
whileで `n++` を書き忘れると条件が永遠に真のままになります。ターミナルで Ctrl+C を押すと止められます。
**ループの外で変数が使えません。**
for文の丸かっこ内で宣言した変数(iなど)は、そのfor文の中だけで有効です。外でも使いたい値はループの前に宣言します。
まとめ(目安13分)
今日はfor文とwhile文で繰り返しを行い、合計や九九を作りました。少ないコードで大量の処理をこなせるのがループの力です。明日は、たくさんのデータをまとめて扱う「配列」に進みます。ループと配列は相性がよく、セットで使う場面が多くなります。

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