インフラの現場で扱うサーバーの多くは、Linux(リナックス)というOSで動いています。そしてLinuxの操作は、マウスではなく「コマンド」で行うのが基本です。今日は、最初に覚えたい基本コマンドを実際に打って身につけます。1日30分、前半で説明を読み(目安8分)、中盤で実際に操作し(目安16分)、後半で振り返ります(目安6分)。
Linuxとコマンド操作(目安8分・インプット)
Linuxはサーバー用途で広く使われる無料のOSです。画面のアイコンを操作する代わりに、ターミナルに文字でコマンドを打って指示します。慣れると、大量の作業を素早く正確にこなせます。
環境がない場合でも、Windowsなら「WSL」やGit Bash、Macならターミナルで多くのコマンドを試せます。今日覚えるのは、場所を確認する `pwd`、一覧を見る `ls`、移動する `cd`、フォルダを作る `mkdir`、ファイルの中身を見る `cat` です。
【実践】基本コマンドを打ってみる(目安16分・手を動かす)
ターミナルを開き、上から順に実行してみましょう。
pwd # 今いる場所(現在地)を表示
mkdir practice # practiceフォルダを作る
cd practice # practiceフォルダに移動
pwd # 移動できたか確認
echo "hello" > memo.txt # memo.txtを作り、helloと書き込む
ls # ファイル一覧を表示
cat memo.txt # memo.txtの中身を表示
一つずつ結果を見ながら進めてください。`mkdir` で作ったフォルダに `cd` で入り、`ls` で中身を確認し、`cat` でファイルを読む、という一連の流れがインフラ作業の基本動作です。演習として、`practice` の中にもう一つフォルダを作り、その中に移動してから `pwd` で現在地を確かめてみましょう。
よくある疑問・つまずきポイント
**コマンドが「見つかりません」と出ます。**
スペルミスか、そのコマンドが環境にない可能性があります。まずは綴りを確認しましょう。WindowsのコマンドプロンプトはLinuxコマンドと一部異なるため、WSLやGit Bashを使うと揃います。
**cdで移動できません。**
フォルダ名の打ち間違いが多いです。`ls` で正しい名前を確認してから `cd` しましょう。
まとめ(目安6分)
今日はpwd・ls・cd・mkdir・catというLinuxの基本コマンドを、実際に打って体で覚えました。コマンド操作はインフラの日常業務そのものです。明日は、これらのコマンドを動かす舞台となる「サーバーの種類と構成」に進みます。

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