インフラ基礎の最終日は、いまや主流となった「クラウド」です。これまで学んだサーバー・ネットワーク・仮想化の知識が、クラウドの理解に直結します。今日はクラウドの全体像をつかみます。1日30分、前半で説明を読み(目安9分)、中盤で実際のサービスを調べ(目安15分)、後半で振り返ります(目安6分)。
クラウドとは(目安9分・インプット)
クラウドとは、サーバーやネットワークなどのITインフラを、自分で機械を持たずにインターネット経由で借りて使う仕組みです。従来のように自社に機器を設置する方式を「オンプレミス」と呼び、これと対比されます。クラウドの利点は、初期費用を抑えられ、必要な分だけ使って使った分だけ払え、増減も素早くできることです。この柔軟さは、Day6で学んだ仮想化技術に支えられています。
クラウドは提供範囲によって3つに分類されます。サーバーなどの基盤を借りるIaaS、開発・実行環境まで借りるPaaS、完成したソフトを使うSaaSです。代表的なクラウドにはAWS、Microsoft Azure、Google Cloudがあります。
【実践】クラウドの料金と無料枠を調べる(目安15分・手を動かす)
クラウドを身近に感じるため、公式ページで実際のサービスを確認しましょう。ブラウザで「AWS 無料利用枠」を検索し、公式ページを開いてみてください。
なお、AWSの無料利用枠は2025年7月に刷新されました。2025年7月15日以降に新規作成するアカウントは「無料プラン」となり、最大6か月間、最大200 USD分のクレジット(サインアップ時に100 USD、所定のアクティビティ完了で追加最大100 USD)の範囲で試せます。クレジットを使い切るか6か月を過ぎると停止します(それ以前に作成されたアカウントは従来の12か月無料枠が適用されます)。公式ページで、どんなサービスが無料で試せるのかを眺めてみましょう。実際の料金体系に触れることが、クラウド理解の近道です。
よくある疑問・つまずきポイント
**オンプレミスはもう不要ですか?**
いいえ。セキュリティや法規制、既存資産の都合でオンプレミスを選ぶ企業もあり、両方を組み合わせる構成も一般的です。
**IaaS・PaaS・SaaSの違いが覚えられません。**
「基盤だけ借りる(IaaS)」「開発環境まで借りる(PaaS)」「完成品を使う(SaaS)」と、借りる範囲の広さで区別すると分かりやすいです。
まとめ(目安6分)
今日はクラウドの概念と、オンプレミスとの違い、IaaS・PaaS・SaaSの分類を学びました。これで7日間のインフラ基礎は完了です。明日は総集編として、7日間の学びを1枚のロードマップで振り返ります。

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